2014年12月29日月曜日

SRA 3.5MHz

先日、SRA作る会で製作して、未調整のまま持ち帰ったSRAを調整しました。
調整のため、アンテナアナライザーを借りてきました。
製作した時は多めにコイルを巻いたので、計ってみると2MHz台でしたので、SSBのため、3.55MHzで最低でもSWRは3にしたいので、大胆にほどいて切るということを、繰り返すと、4MHz台になってしまいました。
それでほどいた線材をつないで、3.2MHzから3.8MHzとなりましたが、3.5MHzになりません。
どうも、アンテナを動かすと共振点がぶれてしまうためのようですので、リンクコイルを一次コイルの上から下にしてみました。
これで、少し工作にSWRのブレが安定したようになりました。


何回かの試行錯誤のうちに3.5MHz付近に持ってこれました。
そして、何とか目的の周波数付近での性能を確認しました。
それで、無線機につないで、SSBで電波を出してみると、なかなかうまくいったので、セロテープで固定してみるしたが、周波数がずれて、トランシーバーのSWRが無限大になりました。
アンテナアナライザーにつなぎ直して計ると、高い方にずれています。
コイルときっちりと近づけるとfが上にずれるようです。
線材を継ぎ足して、周波数を下げてみると、そこそこになったので、微調整はリンクコイルを微妙に上下させて合わせました。


こんな感じになりました。
周波数の下のバーはパワーで約70W出ています。
その下はALC、少し上げ過ぎです。
そして、肝心のSWRです。
約1.5となっています。
これなら、使えるでしょう。

でも、昼間のせいか全然、聞こえません。
夜に最挑戦です。


今回の調整で感じたのは、コイルの微妙な変化で共振点が大きくずれることです。
シリンダーとの兼合いなのでしょう。

調整中にリグのアンテナチューナーを入れてみると、ジュルジュルという音とともに、アンテナから煙が出ました。外観上はわからないのですが、たぶん中で焦げているのと思います。






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