2014年12月29日月曜日

SRA 3.5MHz

先日、SRA作る会で製作して、未調整のまま持ち帰ったSRAを調整しました。
調整のため、アンテナアナライザーを借りてきました。
製作した時は多めにコイルを巻いたので、計ってみると2MHz台でしたので、SSBのため、3.55MHzで最低でもSWRは3にしたいので、大胆にほどいて切るということを、繰り返すと、4MHz台になってしまいました。
それでほどいた線材をつないで、3.2MHzから3.8MHzとなりましたが、3.5MHzになりません。
どうも、アンテナを動かすと共振点がぶれてしまうためのようですので、リンクコイルを一次コイルの上から下にしてみました。
これで、少し工作にSWRのブレが安定したようになりました。


何回かの試行錯誤のうちに3.5MHz付近に持ってこれました。
そして、何とか目的の周波数付近での性能を確認しました。
それで、無線機につないで、SSBで電波を出してみると、なかなかうまくいったので、セロテープで固定してみるしたが、周波数がずれて、トランシーバーのSWRが無限大になりました。
アンテナアナライザーにつなぎ直して計ると、高い方にずれています。
コイルときっちりと近づけるとfが上にずれるようです。
線材を継ぎ足して、周波数を下げてみると、そこそこになったので、微調整はリンクコイルを微妙に上下させて合わせました。


こんな感じになりました。
周波数の下のバーはパワーで約70W出ています。
その下はALC、少し上げ過ぎです。
そして、肝心のSWRです。
約1.5となっています。
これなら、使えるでしょう。

でも、昼間のせいか全然、聞こえません。
夜に最挑戦です。


今回の調整で感じたのは、コイルの微妙な変化で共振点が大きくずれることです。
シリンダーとの兼合いなのでしょう。

調整中にリグのアンテナチューナーを入れてみると、ジュルジュルという音とともに、アンテナから煙が出ました。外観上はわからないのですが、たぶん中で焦げているのと思います。






2014年12月14日日曜日

第5回 SRAアンテナを作る会。

前回に続いて、SRAアンテナを作る会に参加してきました。

今回は、頂きものの紙パイプで3.5MHZに挑戦です。

計算の結果、75mmの直径の場合、アルミ箔でシールド部分を40cmで作り、一次コイルは120回でした。
ちょっと低めで作成しました。SRAは環境によって大きく特性がかわるので現場ではそこそこ、調整して終了。
時間まで、他の参加者の方のお手伝いといって、ちゃちゃを入れてました。
その様子。

今回の会場は、高校のクラブの協力で教室でした。クラブ員の学生さんも一緒で、思いっきり平均年齢が下がっています。


2014年11月18日火曜日

簡易 CQマシーン

CQマシーンをお手軽に作ってみました。

メインのパーツは、秋月の「60秒電子録音・再生モジュールキット K01-A」にマイコンを一つ付けるだけ。
PTTの制御は、VOXで行うので、マイクの配線はありません。
ですから、発音のスイッチを適当に入れるようにLPC810が行います。



追加パーツは
マイコン:LPC810
スイッチ:2回路6Pスライドスイッチ
3端子レギュレータ
3V作成用2V電圧降下用LED
LEDと300Ω

こんだけです。

K01-Aの上にある8PinDIPがLPC810です。
ソケットを接着材で止めています。

ケースにいれるため、基板上のSWとLEDを外出しにしたので、ケーブルがいっぱいになってしまいました。

四角い赤いスイッチが発音スイッチ
LEDは右から録音、再生、待機用
黒い大きな丸は電源SW
その右は録音用マイク
黄色いSWは未接続



2014年10月12日日曜日

もたて山移動運用

JG3UCC 7L1VET/3 JM3UWD/3 JE3FXO/3 JO3XGR/3 JF3SKE/3 JP3AQA/2 JQ3WOL/3 JP3KCX/3 JJ3AOZ JA3LUI JJ3CCN JP3HTR JE3XJS JM3GVH/3 JR2RSH JM1EUP/3
各局長様 ありがとうございました。
JR2RSH局は鈴鹿市ということで、今回は大津からですが念願の「鈴鹿峠越え」でした。でもアンテナの方向からどうも鈴鹿山脈の南側をかすめたのかも。
JP3AQA/2局は乗鞍岳からのDXでした。山頂近くということでした。

2014年9月28日日曜日

50MHz QRP DSBトランシーバー その3

VXO,送信部、受信部、アンプの4基板を作成して、ケースに組込みました。





 正面
左から、送受信の切り替え、イヤーフォーンジャック、マイクジャックとコンデンサーマイク、SW付ボリューム、VOXバリコン
となりっています。


裏面
電源ジャック、BNCアンテナ



内部
電源は12Vですので電池ケースはダミーです。SPジャックはスイッチ付きに替えるので未配線。

さて、性能ですがまだダメです。SSBの受信音はキンキン音となっています。送信音声も同様です。
これは、ミキサーが不具合なのかも。
また、VXOも50.8MHzを外れると送信でません。VXOは生きているのでコイルの設定出来ていないようです。
これから、徐々に完成させていきたいと思います。










2014年9月24日水曜日

念願の2エリア

音羽山(593m)からの430MHz、QRPでの2エリアとのQSOを目論んで、11エレ八木などをつくっていました。
現実、3エリアよりに2エリアの局がいないのか、実現できていませんでした。2エリア内での交信も聞こえてこないので、交信は全く望めませんでした。
そんななか、やっと9月15日に2エリアの局と交信が成立しました。
もっとも、相手局は青山高原での移動局でした。それでも双方59でできたので良しとします。

そんななか、こんなニュースが飛び込んできました。ついに撮った! 京都からの富士山
ついに撮った! 京都からの富士山

なんと、京都から富士山が見えたそうです。
と、いうことは、京都から富士山とQSOができるかもしれない。

どれだけ、富士山から波を出されているいる方がいるかわかりませんが、次の挑戦はこれかな?
この場所、どうやったらいけるんか。
どうも、「白倉岳」の白倉南岳あたりのよう。
なんとか、いけそうです。


2014年9月23日火曜日

「SRAを作ろう会」

本日、9月23日開催の「SRAを作ろう会」に参加しました。
午前中は、SRAの体験談と組立て時のヒントなど。
午後から各自、目的とした周波数のSRAを製作しました。
430MHzから1.9MHzまでと大小取り混ぜて製作です。
私は、7MHzの前半あたりも目標に作成しました。

500mlのペットボトルにアルミ板をまくことにし、口を下に配置するつもりです。
アルミ板は幅100mmにして、コイルの巻き数を計算してもらい、ペットボトルに巻いていきます。
コイルは計算上200μHにします。
 大体、巻けたところで、計ってみると、ほぼジャスト。
大きい分には、線を切るだけなのでこの段階ではOKな値です。
アルミ板を巻き付け同軸ケーブルのリンクコイルを巻いて、ディップメータで同調点を計ると、約6MHzで、巻き数から考えると妥当なところ。
アンテナアナライザーで最終調整。
でも、SWRの下がるところが全くなし。??
なんどかトライして、アンテナ・アナライザーのケーブルを変えてみると、リンクコイルの位置で6MHzから8MHzにかけて、SWRを下がるところを確認できました。
このあたりで、集中力が切れて、雑談モードに。
というより、製作に入ってから、ずーっと雑談モードっだったような。
あとは、家で微調整することして、アルミ板の保護と手の保護のために、ビニールテープを巻いて終了。
さて、帰宅後、トランシーバーにSWR計とSRAを接続。
いままで、28MHZのモービルホイップで聞けていた局が聞こえない。感度はあまりよくないよう。
もっとも、モービルホイップは家の外で、これは家の中なので、そんなもんかも。
送信機を調整して10Wで実験。





ダイアルを7.060MHzあたりにして、雑音が最も大きくなるところにリンクコイルを設定。
PTTを押下して、電波を出してみると、なんと


SWRが1.2ぐらい。他局が聞こえないから、送信しても取ってもらえないので、次の確認。
電界強度を計ってみます。

 と、いっても蛍光灯。
十分に光っています。ちゃんと電波が出ているようです。
まずは、成功ということで。
つぎは、コネクターを接続して、外に設置して、アンテナでの初交信をしたいですね。




2014年9月7日日曜日

簡易アンテナ・アナライザーの製作


CQ誌 2014年6月号の簡易アンテナ・アナライザーを製作しました。
回路は、掲載記事と同じですが、単三4本としたので、レギュレータを省きました。
それと、CQ誌ではインピーダンスブリッジの可変抵抗器は200Kとなっていますが、200Ωが正しいようです。200Ωが手に入らなかったので500Ωとしました。
それと、手持ちの加減で周波酢設定用は50KΩとしました。減速機構もなし。
ケースが薄いのと、容積の半分が電池ケースになっているので、メータは外出しになりました。
写真の左からメータの横は電源スライドスイッチ、メータの左下は黒いつまみはインピーダンス抵抗この位置で約50オームくらいになるようにしました。右下の赤いつまみは周波数設定。

ケースの表2/3くらいにはなにもないので、周波数計としているテスターを乗せるの丁度良くなりました。



これで、スパーラドの製作が楽になるかも。

2014年8月11日月曜日

50MHz QRP DSBトランシーバー 作成 その2

DSBの要のSBM(シングル・バランス・ミキサー)を作り、送信部まで一気に作成しました。

SBMは送信時にはキャリアーの抑制と受信時には反対にキャリアーの混合をします。
「手作りトランシーバー入門」では、FCZコイルを使用するのですが、手に入らなかったのでトロイダルコイルで作ります。

0.3mmの線を3本巻いていきます。それとダイオードを2本乗せたパターンを二つ作って、送信機用と受信機用にしました。写真は送信機の基板に乗せたものです。

これに、前回作成したVXOからのキャリアーとマイクの音声を入れて、DSB波を作ります。
この後、FETで増幅して電波の完成になります。
その増幅回路は

 2SK241です。面白い接続なりました。


全体像はこんな感じです。左からキャリアーが入って、左下から音声。
そして、右から電波が出ていきます。








50MHz QRP DSBトランシーバー 作成 

7MHzのCW送信機についで、50MHzDSBのトランシーバーの作成です。
自分で設計ができればいいのですが、経験と実験が少ないのでできません。
そこで、例によって「手作りトランシーバー入門」のお世話になります。

また、必要なパーツがそろいにくいです。
FCZコイルは関ハムで手に入れました。(50MHzのFCZコイルを買いあさったのは私です。)
SBM用の28MHzのコイルは手に入れられませんでしたが、設計者のページに代替方法があったので、それに変更します。
水晶はヤフオクで、購入。
TR,FETは製造中止ですが、流通在庫というか市場にはまだまだ、あります。

材料がそろったのでまずは、VXOからの作成です。
空中配線の指定があったのですが、振動での接触が怖いのでランドを作って空中配線はやめました。
困難のところもなく製作できました。
7MHzでは、オーバートーンで悩みましたが、今回は基本発振では、最初からオーバートーンです。水晶は16.934MHzなので3倍で50.802MHzの予定です。
で、テスターの周波数カウンターでは基本発振の周波数を示しています。
オシロで波形を見ると、綺麗な正弦波でなく歪んでいるので、高調波をたっぷりのようです。
50MHzのトランシーバーで確認すると、予定の周波数に信号があることが確認できたので、良しとします。
次は、SBMを作ります。

2014年8月2日土曜日

7MHz QRP CW送信機の作成 その2

手作りトランシーバ入門を参考にまずは、7MHzCW送信機を作り始め80%程度できました。

水晶発振で7.000MHz~7.004Mhzまで動かせました。
VXO回路が働いていないと思っていたのですが、動く量が周波数カウンターとしているテスターの表示桁以下だったので、動いていないと思っていました。
ちゃんと、考えないとだめのようです。

このVXO回路の次にFETでRF増幅します。この回路も簡単にできました。

VXOとRFアンプをつないで消費電流をみると5Vで5mAです。
そうなんです。5Vでも動作します。Cortexでエレキーを作って接続するのも面白いかもしれません。
次に、キーをつないで送信してみました。
免許は下りていないので、アンテナにはつなげません。
そして、HFのトランシーバーを7MHzにして、キーを下げると受信しました。

回路は簡単ですが、作ってみるとちょっとしたノウハウが必要でした。
設計者の方のブログにお邪魔して、相談させていただいたりして、電波以上に迷惑をかけたかも。

でも、初めてのCW送信機の自作ということもあるのですが、作るのは楽しいですね。

左から、電鍵、CW送信機、周波数カウンター付きテスター
8mmVideoのケースに両面テープで仮どめして、動作させました。


ローパスフィルターを追加しました。
これで完成です。
あと、電池の追加とアンテナコネクターですね。

ミゼットバリコンが重たいので外して、接続していた電線をねじりました。これがバリコンの変わりです。この状態で7.006MHzです。




2014年7月30日水曜日

144/430MHz AWXアンテナ

山登りのお供のアンテナの第三弾。

今月のCQ誌(2014-08)に掲載されている記事のアンテナを作りました。

山のお供に、最初は6エレ八木アンテナ、最近はこれに5エレ足して、11エレ八木アンテナです。
このアンテナは軽いし丈夫なので重宝しています。
これですでに数十局と交信しています。

そろそろ、飽きてきたので、次のアンテナを物色中に、丁度いいのが発表されました。
そんなに、製作費もかからないようなので、早速、パーツ集めです。
M型コネクタ以外、みんなコーナンPROでそろってしまいました。
この時点で約1500円、これに両端にコネクタを付けたケーブルをつくればOK。

最大の難関はジョイント・ボックスへの穴あけです。
ここで、ゆがんでしまっては見た目が悪いし、飛びも悪そうです。

慎重にボール盤で開けました。
そして、エレメントへのネジ付スペーサーの打ち込み。

1本目は、削りすぎてぶかぶかに。ペンチで締め付けてなんとか。
2本目はバッチし。
3,4本目は微妙に太くって、最後まで打ち込めませんでした。

でも、まずは組立て完了。

エレメントは5cmづつ長いので、アンテナアナライザーで計測して、切り詰めて仕上げていく予定。





7MHz QRP CW送信機の作成 その1

手作りトランシーバ入門を参考にまずは、7MHzCW送信機を作り始めました。

PCBや蛇の目で回路の製作経験はあるのですが、ランド方式というのは初めてです。
そこで、まずは簡単な回路からとCW送信機です。

出力は50mWです。特小の5倍の出力です。

最初は送信機の心臓部である水晶発振回路。
第一の難関はパーツ集めです。すでに廃品種となった、2SC1815や2SK241などの半導体。
製造中止のFCZコイル。入手困難な水晶発振子。
主要パーツがことごとく、製造していないか、入手が難しくなっています。
たぶん、もう5年したら今までの回路では作れないのでないでしょうか?

関ハムや日本橋のパーツショップ、ヤフオクを駆使して、パーツを集めました。

そして、くみ上げました。組立て自体は簡単なもので、ものの小一時間もあればできます。

そして、電源を入れて発振させて、周波数カウンターでチェック!
そうすると、21MHzを示しています。
広域受信機で発振を確認しても21MHzで受信します。

オーバートーンで発振しているようです。なにが、悪いのか。
誰に聞けばいいのか途方に暮れてしまいました。
ある局とQSOをしていて、ヒントを頂き、作者に連絡と取ることにしました。
インターネットは便利。
ブログへ書き込みで、技術的な指導をしていただきました。
Cのはんだ付けミスではないかなどの助言をいただきましたが、でも、ダメでした。
そこで、一度部品を2/3外して、再度くみ上げました。
そうすると、7MHzで発振しました。製作上のどこかが悪かったようです。
すこし、パーツの配置も変えたので、その影響か、単に、はんだ付けがわるかったのか。
バリコンでの周波数の変動がしないほど安定しています。これは、困った。
まずは、OKということで次へ進みます。



2014年7月27日日曜日

ICOM向け 受信スキャナー 


作成していた「ICOM向け 受信スキャナー 」がケースに入りました。
ついでに、ロータリーエンコーダーを追加しました。

まずは、出来上がりの写真を


レイアウトはから
上左:リグ表示の周波数の取り込み用SW
    スキャン停止時に、リグで変更した周波数を含むバンドプランに変更する。
上中:スキャン停止時点灯LED
    スキャンが遅いのかスキャンが停止しているのかを通知します。
上右:電源SW
    LED付のスイッチ。
中左:スキャン停止 SW
    オルタネイトで、押下している間はスキャンを停止。
中中:バンド切り替え
   18MHz、21MHz、50MHzの切り替え
中右:バンド切り替え
   トグルスイッチのパターンを
   7MHz、28MHz、144MHzに切り替える。
下左:周波数変更用ロータリーエンコーダー
   スキャン時は1KHzづつ増減。
   スキャン停止時は、50Hzづつ増減する。
下中:スピーカ
    モールス練習機を内蔵しました。
    受信練習として定文や、乱文を発生します。
    また、パドルを設定すると送信練習が可能となりました。
下右:スキャン速度変更。
   中央より右で、高い方向に加速する
   中央より左で、低い方向に加速する
   中央で停止する。
     論理的にスキャン停止 SWと同じになる。

上部、左から
CI-VはTX,RXを接続しているが、汎用性のため、分離もできるようにするSW
CI-V用ステレオジャック 
ヘッドフォンジャック
プログラム用ジャックとCW用パドル用ジャック

ケースに収納したことにより、当然ながら操作性と堅牢性が上がりました。
プログラム作成は、微妙な動作の調整と思い付の仕様追加で難しかったですね。
でも、ようやくまとまり、実働ができています。





2014年7月22日火曜日

関ハム

2014 関西ハムフェスティバルに行ってきました。














2014年6月13日金曜日

ICOM向け 受信スキャナー


Eスポなどが発生して、28MHz帯や50MHz帯に局が出始めます。

持っているトランシーバーにはバンドスコープがないので、目で見てもわからない。
しかし、どの周波数で出てこられるか不明なので、その領域をダイアルを回して探さなければなりません。このため、単に回しているいる時間が多く非効率的です。
トランシーバーの機能では複数のバンドを切り替えつつ、スキャンができない。

そこで、ICOM製の無線機に装備されているCI-Vを使用して、受信スキャンする器機を作成しました。
基本は前回のWindows版をマイコンに乗せた感じです。
PCに電源を入れなくても動作するのでFBです。

実装した機能は下記のとおり。

・スキャンする周波数領域をあらかじめ決めておける。
 ->使用するマイコンにはEEPROMがないので、スキャンする範囲、変調モードをプログラムに記述しておく。これで、いちいち設定する必要がない。

・パターンは複数用意して、切り替えられる。

・スキャンする速度は可変できる。

・スキャンする方向も変えられる。

・停止をさせて、その周波数から再スキャンできる。


回路図が作成してある追加機能は以下のとおり。
・トランシーバーのアドレスを可変にする。
 CI-Vを実装している無線機で使用できるように。
 現状は、固定

・電源OFF時は通信ケーブルをスルーできるようにして、PCと共存できるようにする。
 現状は、ケーブルの抜き差し

・ビットスイッチをDIPロータリースイッチに変更

追加仕様

・無線機の周波数を読込みそこからスキャンできるようにする。
 現状は、無線機の設定に関わらず停止したところから、スキャン

・本器から、周波数や変調モードの変更ができるようにする。
 周波数の変更は、ロータリーエンコーダーかボリュームになる。




トグルスイッチ:ON-OFF-ONタイプで、スキャン方向と停止
タクトスイッチ:リセットとISPモード用
ボリューム:スキャン時間変更
ビットスイッチ:スキャンパターン変更
スライドスイッチ:電池、ISP電源切り替え 電源スイッチ
イヤホンジャック:CI-Vインターフェース
マイコン:LPC1114 ARM Cortex-M0

それに、電池と電池ケースとスナップ
こんだけで、できています。大雑把に平均ひとつ100円くらいなので、700円ほどかな?

背景は、旧回路図



2014年6月1日日曜日

バンド間 スキャンの作成 Winアプリ編

アマチュア無線の人口が減ってきて、一部のバンド以外は寂しい限りです。
そのため、バンド内をスキャンしてQSOしている人を探したりします。
また、Eスポの発生を確認するためにも、スキャンが必要です。

ここで、私の所有しているリグではバンド内しかスキャンできません。
18MHzと21MHzと28MHz位はスキャンをしてほしい。

ということで、トランシーバーのリモート機能を使用して、スキャンするソフトを作成しました。
具体的には、CI-Vを使用して、複数のバンドをスキャンします。

ただそれだけです。

まずは、Windowsアプリとして作成しました。

なかなか、調子がいいです。


次は、この機能を持たせたマイコン器機を作成したいと考えています。
消費電力とPCからのノイズを考えると専用機の方が面白いです。

まずは、マイコンはARM系を使用して、簡単に作成ができればいいなと思っています。

まずは、回路図からですね。



2014年5月31日土曜日

鈴鹿越え

京都市山科区の音羽山 山頂から2エリアとのQSOを試みました。

VX-8G 5W
430MHz
自作11エレ八木
 方向は東からやや北

まったく、QSOができませんでした。
2エリアのメインが聞こえてこないので、こちらまで届いていないようです。

ビームのバックの大阪方面の局と交信ができましたので、電波が出ていないことはないです。
また、大阪方面の局から呼んでいただいた時に、アンテナを回転させたのですが、サイドになった時はシグナルが下がるので、ちゃんとビームになっているようです。

浜大津の局長さんから430MHzで2エリアと交信されていると聞いているのでできないことはないと思います。
条件を変えて再度挑戦です。


2014年5月27日火曜日

CI-V インターフェースの作成

使用しているICOM製のトランシーバーはCI-Vというコンピュータとのインターフェースが装備されています。
この機能は、PCとシリアルで接続します。その接続には信号が5V程度でないといけないようです。
そのためにRS-232をそのまませつぞくできません。また、PCにはCOMポートはすでに使っているので、USBしか拡張できません。

USB->232C(±12V)->レベルコンバーター(5V)ー>トランシーバーとなります。

USB->232Cのインターフェースには、5Vを出力するものがあるので、それを使うとお手軽にできます。
それで、マルツのMFT232RLを使用しました。
これを、適当なケースにいれました。これは100均の鉛筆削り器です。


これで、HamRadioDeluxというソフトで制御します。

受信はOKでした。
でも、送信するとIが発生して切断されます。
長いケーブルは接続前から怪しそうだったのですが、案の定でした。
USBケーブルかアナログケーブルにフェライトコアを入れないとダメみたいです。
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追記
アナログケールブを短いの変えて、パッチンコアを入れたところ、送信の動作もOKでした。
たぶん、パッチンコアより短くなったのが良かったと思います。

次は、スキャン専用機器を作ってみます。
マイコンで、プロトコルの確認や動作確認は面倒なので、一度PCで作成してそれをもとにマイコンに持っていく予定です。

HRなどのソフトではスキャンができるのですが、バンドを渡ってや、フォンだけCWだけなんてのやりにくそうなので、専用機器の開発です。
なんせ、アンテナが悪く聞こえづらいので、多バンドスキャンが必要なんですね。
しかも、バンドプランに合わせてモードも自動変更がベスト。
PCを使うと、立ち上げや電力に問題があるので、専用機ということです。

マイコンはARM、AVR,PICですね。
CW解読器を元にすると、EEPROMがないのでそこをなんとかしなくては。
AVRならArduinoで作成ですね。これはクロックがめんどくさそう。
PICはライブラリーが少ないので、全部開発ですね。Cは環境が面倒なので、アセンブラですね。
さて、どれを選ぼうか。

2014年5月23日金曜日

スーパーラド・アンテナの作成

JF4XHRさんのサイトを参考にスーパーラドアンテナを作成してみました。

21MHzあたりを狙ったのですが、同調周波数やSWRの周波数が不明です。



大きい方が今回作成したものです。
小さい方は、参考にお借りしたアンテナです。

もう少し、詰めてみますか。

2014年5月21日水曜日

テスターを購入

CW解析器には、ゼロイン調整ための800Hzの発信器を内蔵しています。
マイコンで発信させています。
オシロで波形を観測してその幅から求めたり、800Hzは可聴範囲なので、PCのマイクに放り込んで、スペクトルを見ていたのですが、大掛かりでした。
今後、簡易なアンテナアナライザーを作るために周波数を頻繁に測定しなければならないかもしれないので、周波数カウンターを購入することにしました。
でも、まともなのは高価なので、安易に周波数が測定できるテスターを購入しました。



2100円に送料込みで2600円で秋月から購入。
ポケット・デジタルマルチメータ(テスタ) P-16 

早速、計ってみました。
SPの近くでは、電圧が低いのか表示されませんでした。ここは今後の検討です。
そこで、マイコンの出力ピンで見ると1.5KHz近い値が。ここでは、飽和しているのでしょうか。あとで、波形を確認します。
で、抵抗を挟んだ場所だと、この通り。 約800Hzです。1%ほど低いですが、誤差か発信粒度というこど、こんなものでしょうということで、発信周波数もテスターもOKとします。

解読器のケースの色が変わっていますが、これは試作・開発用です。
別に黒いケースで2台作りました。この2台は売ってしまいました。
基板自体は、手配線の基板は2回試作。プリント基板は3枚作成しました。



2014年5月20日火曜日

モールス解読器製作

モールスの第二弾。
なかなか、聞き取れないので、マイコンにモールスを解読させようとしています。

構成は、
①音声からモールス信号の800Hzを検出
②それをARMマイコンに入力。
③長短の符号を検出。
④モールスとして英数字またはカナに変換。
⑤LCDに表示。

PCではフリーソフトが出ているのですが、野外で使用したいので専用機を作成しています。

PCで発生させたきれいなコードは大体解析できるのですが、人間が打ったのは難しいです。

無線機からはノイズなどがあり、信号の分離が難しく、なかなかうまくいきません。

認識の部分は信号の分離はアナログICで任せて、ON/OFFのみマイコンに取り込み、そこで符号の継続時間を計って、長短の符号を識別し、それをもとにコード表を引くという方法で作成しました。
PCやモールス練習機などで発生したモールスは90%くらいの精度で解読できました。

追加機能として、以前作成した、練習機のプログラムも放り込みました。