2019年10月30日水曜日

nanoVNAを買っちゃいました。

nanoVNAを買いました。

アンテナを作るのに、アンテナアナライザがあれば、とてもいいのですが、そこそこお値段がします。
中華のんで、1万円くらいします。そこで、探してみるとnanoVNAってのが6千円くらいで売っています。
VNAってベクトルネットワークアナライザーの略です。電力の強度と位相を同時に測定する装置です。
アンテナアナライザとしては機能の一部です。
アマゾンでぽちりました。
隣の国から送られてきましたが、途中、海を越えるのに二週間かかりました。そして、即位の礼があったので、17日もかかってしまいました。


電池は充電されていたので、スイッチを入れてみました。

ちっちゃな画面ですが、いっぱいグラフが表示されて、とてもすごいみたいです。

この、nanoVNAですが、日本人が開発されたそうで、別の人がPCBを作って中華で製造販売しているという代物です。

いくつかのバージョンがあるみたいです。RF部分がシールドされたものもあります。
購入したのは
シールドされていませんでした。
ちぇっと残念。
でも、パネルがゲッコーでかわいいので許します。

まずは、お手軽にHFのアンテナを測ってみました。
6MHzから60MHzのSWRです。
左の下がっているところが7MHzなんですが、ぜんぜんSWRが下がっていません。
このあと、6MHzから8MHzをスキャンした場合は十分に下がっていました。
実はスキャンの内で100点くらいしか計測しないようです。

先日、もたて山で移動運用でVCHアンテナの調整をしてました。

7MHzの下あたりからバンドの上までスキャンしました。
広い範囲で、SWRが下がっていい感じです。
7MHzではななかQSOできないので、別のバンドを聞いてみると、18MHzでCQが聞こえました。
それで、送信してみるとSWRはそこそこで、QSOできました。

そこで、あらためてスキャン範囲を広げてSWRを測ると、18MHzでも落ちてました。
で、なっとくしました。

てな具合で、お値段そこそこで使えます。
簡易版のアンテナアナライザを作るより手軽です。

で、ちょっと面倒なのは、測定範囲で校正が必要なことです。
あらかじめ校正した状態は保存できるので、準備が大切です。













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